PV(ページビュー)とは
PV(ページビュー)とはページが表示された回数のことを言います。
ユーザーの被りなども関係なく、ただそのページが表示された回数を言います。
とあるページをAが3回みて、Bが2回見て、Cが1回見たら、PVは6です(ユニークユーザー数は3です)。
PVの計測方法
PVの計測方法はいくつかありますが、Google AnalyticsではJavaScriptのトラッキングコードで計測するウェブビーコン型です。
トラッキングコードが実行されれば計測されますし、何らかの理由でトラッキングコードが実行されなければ計測されません。
他にもサーバーのログやパケットキャプチャ型など、様々な計測方法があり、その性質の違いで微妙に数値が異なります。
PVで何を見るか
PVで何を見るのか、というのは実は意外と難しいです。
基本は多いほうが良いのですが、そのページが何を目的としているかによって変わってきます。
例えば、ニュース記事やブログ記事ならばもちろん多いほうが良いです。
ですが、ECサイトにてカート以降の購入画面のPVが多いことが、単純に良いと言えるかどうかは難しいところです。
単純に買う人が増えてPVが増えているのならば良いのですが、購入時の遷移が複雑なせいで、ユーザーが何回もやり直していたり戻っていたり…などの場合はPVが多いから良いとは言えなくなります。
また、滞在時間が長くなって欲しいページの場合、ただPVが多いだけではその目的を達しているかはわかりません。
PVはあくまで表示回数だけなので、その他の指標と合わせて目的別に判断することが必要です。
セッション数、ユニークユーザー数との違い
ユニークユーザー数、セッション数などがPV数とよくセットで扱われる指標です。似ていますが、違う指標になります。
ユニークユーザー数は、あくまで訪れた人の数を計測します。
とあるページをAが3回みて、Bが2回見て、Cが1回見たら、ユニークユーザー数は3です。
セッション数という指標は少しめんどくさい指標でして、サイトの閲覧開始から閲覧を終えるまでをカウントしたものです。
閲覧開始は簡単に取れますが、閲覧終了は各計測ツールで様々だったりします。
Google Analyticsではユーザーが 30 分以上操作を行わなかった場合を終了としています。そのため、サイトを離れたユーザーが30分以内に戻ってきた場合は、同一セッションになります。